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須山 太助

Author:須山 太助
勤務地:三愛会総合病院 泌尿器科
:埼玉県三郷市彦成3-7-17
TEL/048-958-3111)


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今週の三愛会 泌尿器科 2011.12.22 (今年書き納め)

今週も臨時手術が1件ありました。

三愛会に来る少し前から書き始めたこのブログに、今年一年お付き合いいただきありがとうございます。
今週号で今年は書き収めです。ということで、今年のマイヒットを紹介…。

僕は学生頃から自分の机で勉強ができない性格で、現在もラップトップPCを片手にノマドワーカーになっておりますが
(明日は休みなので、まだ病院の近くの喫茶店でこのブログを書いてます)、今年の僕の中でのヒットは
GmailとDropboxです。どちらも以前から使ってはいましたが、メーラーの使用を完全にやめて全てのメールをGmailに
転送し(来年1月からソフトバンクグループも社内メールをGmailに移行するようです)、そしてDropboxも容量を増やしました。これが、便利極まりない!Dropboxの容量upは有料ですが、十分価値ありますねー。iPhoneでも見れますし…。来年はもっとライフハックを目指したいと思います。


<今週の医療ニュース>

≪≫内は僕のコメント

●トラネキサム酸投与で前立腺切除術中の輸血リスクが4割減

出血外傷患者の出血死を減らすなどの利益が報告されているトラネキサム酸が、前立腺全摘出術を受ける患者への低用量投与においても、輸血リスクを減らすことが分かった。イタリアVita-Salute San Raffaele大学のAntonella Crescenti氏らが、BMJ誌2011年10月29日号に報告した。

 根治的恥骨後式前立腺切除術は、局所に留まる前立腺癌に対する外科的治療として広く行われている。この術式の重要な合併症の1つが術中と術後の出血で、輸血が必要になることがしばしばある。

 著者らは、恥骨後式前立腺切除術を受ける患者を対象に、術中の低用量トラネキサム酸投与が周術期の輸血の必要性を減らせるかどうかを調べ、長期的な安全性も評価する二重盲検の無作為化試験を実施した。イタリアの大学病院1カ所で、恥骨後式前立腺切除術を受ける18歳超の患者200人(平均年齢64歳)を登録。

 周術期に輸血を受けた患者は介入群の34人(34%)と対照群の55人(55%)で、差は21パーセンテージポイント(7-34)だった。対照群と比べた介入群の相対リスクは0.62(95%信頼区間0.45-0.85、P=0.004)、治療必要数(NNT)は5(3-14)になった。

 術中と術後に分けて検討すると、トラネキサム酸の輸血リスク低減効果は術中に認められた。術中に輸血が必要になった患者は、介入群22人(22%)、対照群47人(47%)で、相対リスクは0.47(0.30-0.71、P≦0.001)。その後の輸血リスクは対照群との間に有意差を示さなかった。

 6カ月の追跡期間中に患者死亡は見られなかった。血栓塞栓イベントは介入群の2人と対照群の5人に発生、相対リスクは0.4(0.09-1.74、P=0.4)で差は有意ではなかった。

 恥骨後式前立腺切除術中の低用量トラネキサム酸静注は、輸血を受ける患者の割合を有意に減らした。著者らは、周術期の出血リスクが高い他の泌尿器科手術においても、トラネキサム酸は有効ではないかと考えている。

≪この論文、麻酔科医が先頭切って書いてるのが面白いです。というのも、出血させるかさせないかは術者の問題なのですが、ヨーロッパでは麻酔科医が出血をおさえるように工夫してるんですねー。発想が違う・・・≫
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今週の三愛会 泌尿器科 2011.12.15



今週も、臨時手術が1件ありました。

最近、他院からの紹介・口コミなどにより新来院患者さんも徐々に増えてきたので、4月と比べると外来も病棟・手術室も忙しくなってきましたが、患者さんが主役であることを皆で再認識し、丁寧な医療を続けていきたいと思います。
僕らにとっては何十人といる患者さんの一人であったとしても、その患者さんにとってはたった一人の主治医と看護師(コメディカル)なわけですから…。



<今週の医療ニュース>

≪≫内は僕のコメント


●塩分摂取は多すぎても少なすぎても心臓にリスク

心疾患や糖尿病に罹患している人では、塩分の摂取量が少なすぎても、摂りすぎの場合と同様のリスクのあることが報告された。ただし、ナトリウムを1日6,000~7,000mg以上摂取している人は、これまでどおり減塩が非常に重要としている。米国医師会誌「JAMA」の11月23/30日号に掲載された。今回の研究の筆頭著者であるカナダ、マックマスターMcMaster大学(オンタリオ州)のMartin O’Donnell博士は「1日あたりのナトリウム摂取量が6,000~7,000mgを超えるなど過剰な人では減塩が極めて重要であるが、現在の摂取量が適量であれば、それ以上減らす必要はない」という。米ロチェスター大学メディカルセンター(ニューヨーク州)のJohn Bisognano博士(今回の研究には参加していない)は、「塩分には最適な摂取量があることが次第にわかってきている」と述べている。

長年、塩分摂取量は低いほどよいというのが専門家の間で一致した見解であったが、近年は、減塩が本当に誰にとってもよいのかどうかについて議論されるようになってきている。最近の研究では、減塩によって血圧は降下するが、コレステロール、中性脂肪(トリグリセリド)などの心疾患のリスクファクター(危険因子)が増大することが示されている。別の研究では、健康な人ではナトリウム排泄量(塩分摂取量の目安となる)が低いと心臓関連死のリスクが増大する一方で、ナトリウム排泄量が高くても血圧や心疾患合併症のリスクに増大はみられなかった。

≪今後、また、上記と違う内容の論文が出るかもしれませんが、詰まる所、「バランスよく食べろ」、ということですかね…≫

今週の三愛会 泌尿器科 2011.12.9


今日はは東京で初雪でしたねー。

今週は臨時手術が3件あったので、結構疲れました。


<今週の医療ニュース>

≪≫内は僕のコメント


●泌尿器科患者ではビタミンD欠乏の割合が高い

泌尿器科患者ではビタミンD欠乏の割合が非常に高いことが、最近の研究から示された。本研究では、大学関連施設の泌尿器科データベースから得られた患者3,763例のデータをレトロスペクティブに評価し、血清中の25‐ヒドロキシビタミンD濃度について、正常(≧30 ng/mL)、不足(20~29 ng/mL)および欠乏(<20 ng/mL)として各患者の割合を決定した。また、ビタミンD欠乏のリスク因子を、ロジスティック回帰分析を用いて検討した。その結果、25‐ヒドロキシビタミンD濃度が30 ng未満の患者は計68%で、うち52%が欠乏に分類された。ビタミンD欠乏の割合は、50歳未満(44.5%)、黒人(53.2%)およびヒスパニック系(41.6%)の患者で高く、泌尿器悪性腫瘍のない患者(35.4%)でも同様に高かった。人種、年齢、季節、癌診断は、すべてビタミンD欠乏に関連する独立した予測因子であった (Pitman, M. J Urol 2011, 186(4): 1395)。

≪これはアメリカからの報告です。この論文は最後に、「泌尿器科医は全ての患者にビタミンD補充を検討すべきだ」と締めくくっています…。≫

今週の三愛会 泌尿器科 2011.12.1


今日から12月。早いものです。三愛会に僕が赴任してから7か月がたちました。。。

最近、「いつブログを更新してるんだ?」と言われますが、不定期です…。使っておられなければRSSリーダーは便利ですよ。
ちなみに僕はここ数年googleリーダーを使っております。


12月は忘年会シーズンですので、皆様ご自愛くださいませ。

<今週の医療ニュース>

≪≫内は僕のコメント

●理髪店やネイルサロンで肝炎感染の危険性

ネイルサロンや理髪店を利用する際、器具類が適切に清浄されていないと肝炎に感染するリスクのあることが、新しい研究で示された。「爪やすりやブラシ、フィンガーボウル、足浴器、カミソリ、クリップおよびハサミなどの器具を定期的に殺菌していれば肝炎感染は十分に予防できるが、店がこのルールを守っている保証はない」と研究グループは述べている。この研究は、米バージニア州保健局の報告を分析したもので、ワシントンD.C.で開催された米国消化器病学会(ACG)年次集会で発表された。
米イースタンバージニア医科大学のDavd A. Johnson博士は「日常生活でのB型肝炎、C型肝炎をはじめとする感染症への感染リスクについては、十分な研究がされていない」という。今回の評価を実施するきっかけとなったのは、マニキュア・ペディキュア施術との関連が明らかな急性C型肝炎の症例が報告されたことであった。肝臓の腫大をもたらす急性C型肝炎は重篤であり、生涯持続することもある。

「利用客は、器具類を適切に清浄、殺菌しているかどうかを店員に尋ねるほか、自分専用のクリップ、カミソリ、爪ファイルなどを持参することによって身を守ることができる」とJohnson氏は述べている。また、従業員の適切な研修、血液感染症に関する教育、良好な衛生状態や殺菌に関する原則を重視することなどが推奨されている。

現在、ネイルサロンや理髪店での肝炎感染予防に関する米国政府のガイドラインはない。なお、学会発表された今回の研究は、医学誌への掲載に必要な厳格な審査を受けたものではない。

≪これはアメリカからの報告です!(日本とアメリカはちがいます!)
僕が、アメリカにいた頃、数回行った床屋はカウボーイが副業としてやっている床屋でした。確か営業時間は朝4時~6時くらい。勿論、清潔感は全くありませんでした。日本も30年位前までは普通に器具は使いまわしでしたよねー?≫

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