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須山 太助

Author:須山 太助
勤務地:三愛会総合病院 泌尿器科
:埼玉県三郷市彦成3-7-17
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今週の三愛会 泌尿器科 2011.12.22 (今年書き納め)

今週も臨時手術が1件ありました。

三愛会に来る少し前から書き始めたこのブログに、今年一年お付き合いいただきありがとうございます。
今週号で今年は書き収めです。ということで、今年のマイヒットを紹介…。

僕は学生頃から自分の机で勉強ができない性格で、現在もラップトップPCを片手にノマドワーカーになっておりますが
(明日は休みなので、まだ病院の近くの喫茶店でこのブログを書いてます)、今年の僕の中でのヒットは
GmailとDropboxです。どちらも以前から使ってはいましたが、メーラーの使用を完全にやめて全てのメールをGmailに
転送し(来年1月からソフトバンクグループも社内メールをGmailに移行するようです)、そしてDropboxも容量を増やしました。これが、便利極まりない!Dropboxの容量upは有料ですが、十分価値ありますねー。iPhoneでも見れますし…。来年はもっとライフハックを目指したいと思います。


<今週の医療ニュース>

≪≫内は僕のコメント

●トラネキサム酸投与で前立腺切除術中の輸血リスクが4割減

出血外傷患者の出血死を減らすなどの利益が報告されているトラネキサム酸が、前立腺全摘出術を受ける患者への低用量投与においても、輸血リスクを減らすことが分かった。イタリアVita-Salute San Raffaele大学のAntonella Crescenti氏らが、BMJ誌2011年10月29日号に報告した。

 根治的恥骨後式前立腺切除術は、局所に留まる前立腺癌に対する外科的治療として広く行われている。この術式の重要な合併症の1つが術中と術後の出血で、輸血が必要になることがしばしばある。

 著者らは、恥骨後式前立腺切除術を受ける患者を対象に、術中の低用量トラネキサム酸投与が周術期の輸血の必要性を減らせるかどうかを調べ、長期的な安全性も評価する二重盲検の無作為化試験を実施した。イタリアの大学病院1カ所で、恥骨後式前立腺切除術を受ける18歳超の患者200人(平均年齢64歳)を登録。

 周術期に輸血を受けた患者は介入群の34人(34%)と対照群の55人(55%)で、差は21パーセンテージポイント(7-34)だった。対照群と比べた介入群の相対リスクは0.62(95%信頼区間0.45-0.85、P=0.004)、治療必要数(NNT)は5(3-14)になった。

 術中と術後に分けて検討すると、トラネキサム酸の輸血リスク低減効果は術中に認められた。術中に輸血が必要になった患者は、介入群22人(22%)、対照群47人(47%)で、相対リスクは0.47(0.30-0.71、P≦0.001)。その後の輸血リスクは対照群との間に有意差を示さなかった。

 6カ月の追跡期間中に患者死亡は見られなかった。血栓塞栓イベントは介入群の2人と対照群の5人に発生、相対リスクは0.4(0.09-1.74、P=0.4)で差は有意ではなかった。

 恥骨後式前立腺切除術中の低用量トラネキサム酸静注は、輸血を受ける患者の割合を有意に減らした。著者らは、周術期の出血リスクが高い他の泌尿器科手術においても、トラネキサム酸は有効ではないかと考えている。

≪この論文、麻酔科医が先頭切って書いてるのが面白いです。というのも、出血させるかさせないかは術者の問題なのですが、ヨーロッパでは麻酔科医が出血をおさえるように工夫してるんですねー。発想が違う・・・≫
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n様

コメントありがとうございます。あの和約は色々な情報からとってきており、僕の和訳ではありません。和訳するとなると偉い時間がかかるので…。ただ、和訳された原本には目を通し、僕なりのコメントを書かせていただいております。これからも宜しくお願いいたします。

追記

あ、論文にはたぶん20-30本/週、目を通していると思いますが、ほとんどが泌尿器科領域の内容です。。。英語だと(日本語でも)専門領域外の論文は理解できないものが多いです。
ただ、他領域の情報も一応チェックしているので、ブログには面白そうなものをpick upして載せております。

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aihara様

コメント、ありがとうございます。
本心は自分の勉強の為にも毎回泌尿器科の記事を載せたいのですが、なかなか医療関係以外の方が理解でき、且つ面白そうな記事がありません。ただ、aihara様の御指摘を機に少しマニアックでもいいから泌尿器科の記事で攻めようかな。とも考えます。
今後ともよろしくお願いいたします。

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