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須山 太助

Author:須山 太助
勤務地:三愛会総合病院 泌尿器科
:埼玉県三郷市彦成3-7-17
TEL/048-958-3111)


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泌尿器科ってなに?

2011/05/28(土)に当院の近くで市民公開講座を開く 予定 をしていますが、まだ結構先なので、今日は、泌尿器科の紹介をしようと思います。

皆さんは泌尿器科医というと
「おしっこの先生」
「おちんちんの先生」
といったイメージがあるかと思います。

実はかくいう僕も、学生時代は外科に行こうと思っており、泌尿器科には全く興味がなかったので、「泌尿器科ってなにするの?」と思ってました(泌尿器科の授業にもほとんど出ていなかったので…)。

では 「泌尿器科医ってなにするの?」

それは、「おしっこの先生」に近いと言われれば近いのですが、「おしっこの通り道にできる病気を治す医者」というのが大まかな回答でしょうか(厳密にはちょっと違うのですが…)

つまり、
① 腎臓(血液が濾過されて尿ができるところ)
② 尿管(濾過された尿を膀胱に運ぶ管)
③ 膀胱(尿の貯蔵タンク)
④ 前立腺(尿の通り道)
⑤ 尿道(尿の通り道)

です。それに加えて
⑥ 副甲状腺
⑦ 精巣
⑧ ペニス
⑨ 上記の付属物

などにできる 癌を含めた病気 をまとめて診ます。(腎臓に関しては腎臓内科の先生に頼むような病気もありますが)

さらに細かく言うと
腎臓:癌、炎症(腎盂炎など)、結石など
尿管:癌、炎症、結石など
膀胱:癌、炎症(膀胱炎など)、結石、脱など
前立腺:癌、肥大症、炎症など
精巣:癌、炎症、捻転症、停留精巣
陰茎:癌、包茎、ED(以前インポテンツと言われていたもの)、性機能障害
などなど、それなりに沢山あるのです。

別に、僕らは おしっこ と ちんちん ばかり見ているわけではないんですよ(笑)。
実際、僕も専門(研究テーマ)は 泌尿器がん ですし…。

5月の公開講座の時にはもう少し込み入った内容を 老若男女 全世代を対象に話したいと思いますので、ぜひご参加ください。

最後に、脅すつもりはありませんが下記のチェックしていますか?

男の子を育ててらっしゃる方:
・精巣はちゃんと陰嚢に納まってますか? (停留精巣など)
・包茎は大丈夫ですか? (包茎は陰茎癌・炎症を起こす確率が上がります)

女の子を育ててらっしゃる方:
・膀胱炎を繰り返したりしていませんか? (膀胱尿管逆流など)

若い男性:
・包茎は大丈夫ですか?(包茎は陰茎癌になる確率が上がります)
・精巣が固くなっていたり、たまに痛みが出ることはありませんか? (精巣腫瘍、精巣捻転など)
・ED・性機能障害は大丈夫ですか? (EDの頻度は成人男性の5~20%とされ,わが国の疫学調査では中等度および完全EDを合わせた患者数は1,130万人と推定されています)

若い女性:
・膀胱炎を繰り返したりしていませんか? (繰り返す場合には原因疾患が隠れてる場合があります)

中年以降の男性:
・PSA(前立腺癌のマーカー)のチェックはしていますか? (三郷市では65歳以上の方は無料でPSA検診が受けられますが、50歳以上はPSAチェックを受けるべきであり、また、前立腺癌は遺伝性があるためアメリカでは家族に前立腺癌がいる人は40歳または45歳からのPSA検診が推奨されています)
・超音波検査やCTなどを定期的に受けてますか? 腎癌などは血尿・痛み・しこりなどが出現した時点では進行していることがほとんどです。また、血尿があったりしたら腎盂癌・尿管癌・膀胱癌も考えられます
・排尿障害はありませんか? (前立腺肥大など)

中年以降の女性:
・膀胱炎を繰り返したりしていませんか? (繰り返す場合には原因疾患が隠れてる場合があります)
・超音波検査やCTなどを定期的に受けてますか? 腎癌などは血尿・痛み・しこりなどが出現した時点では進行していることがほとんどです。また、血尿があったりしたら腎盂癌・尿管癌・膀胱癌も考えられます

などなど…。

心配な方は是非一度泌尿器科にいらしてください。

※2011/05/28(土)の公開講座に関しては詳細が決まり次第このブログでも告知しますが、
できれば参加者の方々の大まかな人数を把握しておきたいので、当院にご連絡の上、参加希望と伝えていただけると幸甚です。(医療法人三愛会 三愛会総合病院 TEL/ 048-958-3111)
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コメント

はじめまして

はじめまして。
公開講座、結構興味があります。
実は膀胱癌と診断され3月末にTUR-Btしたばかりです。
これから一生この病気とつきあっていかなければならないのは少々気が重いのですが、まぁ仕方ないかと思っています。
新しい情報大歓迎ですのでブログ続けていただけたらと思っています。

ブログ読んでいただきありがとうございます。僕の専門を細かく申し上げると腎盂尿管癌です。これはかなりの頻度で膀胱内に再発するため膀胱癌にもずいぶん携わってきましたが、正直、ブログに書く情報・公開講座で話す内容はごく一般的なものになってしまうことは否めません。本来であれば病気は一人一人の患者さんにオーダーメードしていかなければいけないものだと僕は思っております。ガイドラインを遵守すればいいというものでもないのです。新し情報は毎日入ってきておりますが、正直全く書ききれません。膀胱癌の治療もBCGの使い方含め議論のあるところでもありますし、日進月歩です。かず様がどちらに在住の方かは存じ上げませんが公開講座お待ちしております。

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